7/14に、岐阜県板取川エリアのすぎの子キャンプ場スイス村で、デジタルデトックスイベントが開催されました。

共同通信社の取材も同行した本イベントにはスタッフ合わせて約20名が参加。豪雨での悪天候が予想されていたものの、当日はまぶしいほどの晴天に恵まれ、野外で様々なアクティビティを行うことができました。

 

イベント詳細はこちらから。

 

同行カメラマンが撮影した写真とともに、イベントの様子をご覧ください。

 

岐阜の自然豊かなエリアとして知られる岐阜県関市の板取地区。

車から出れば、川の流れる音と草木の匂いが感じられ、身体の力がすっと抜けていくのを感じる。

キャンプ場は車では乗り入れられないため、吊り橋を渡って、デジタルデトックスゾーンまで。

ちょっとした冒険気分。

 

今日はスマホとはおさらば。

スマホの電源をOFFにして、五感をONにする準備を整える。

河原にて、恒例のデジタルデバイスと時計を回収!

ニックネームを書き込み、封筒へ。

アクティビティは夜まで予定されているが参加は自由。

河原で涼むもよし。

木陰で本を読んでもよし。

近くの滝までプチハイクをした人たちも。

思い思いの時間を過ごす。

「今、何時なのかな?」と陽の傾きぐあいを確かめる。

キャンプ場にある石窯でピザ焼き体験

 

野外での手作り料理は格別…。

シタール演奏者の吉田こうきさんとタブラ演奏者大表 史明さんによるLIVE。

シタールの幻想的な音が鳴りだすと、場の空気が少しずつ変わっていく。

独特な響きの民族楽器タブラの音と合わさり、身体が共鳴しているのを感じる。

しばし、自分の心に「IN」する時間に。

すっかり夜も更け、デジタルデバイスの返却。

封筒に感じるずっしりとした重みは、普段、自分が肌身離さず持っているもの。

代表の石田より

「もし、できれば今日は封筒からデバイスを出さずに、もう少しデジタルから離れた時間を作ってみてくださいね。」

スマホの電源をもう一度ONにした時に、一体どんな感覚になるのだろうか。

 

それは、体験した人にしか分からない、デジタルデトックスの醍醐味。

辺りを見回すと、焚き火の炎とテントの中のかすかな灯りが見えるだけだった。

 

見上げると、たくさんの星が目に飛び込んでくる。

火の温もりの温かみ

顔に吹き付ける山の風

それを誰かと分かち合えるありがたみ

ゆっくりと流れる時間

どれも今の私たちが置き去りにしてきたもののように思える

ほんの少しだけでもデジタルデバイスから離れて

人間らしいひとときを取り戻せたのかなと思った

DIGITAL DETOX JAPAN
森下 彰大