スマホ口臭の原因と対策

最近、スマホ口臭という言葉がネットでみられるようになりました。

スマホを使うときは視線を落として顔を傾けた状態で画面を見ている方がほとんどではないでしょうか?

顔を下に傾けることで、3つある唾液腺のうち、「舌下腺(ぜっかせん)」などが圧迫されやすくなります。

こうして唾液の量が減ると、口内の洗浄や殺菌効果が薄れてしまい、口臭がきつくなりやすくなるのです。例えば、寝起きの口臭(モーニングブレス)が特にきついのは、夜寝ているあいだに唾液の分泌量が少なくなるからだと考えられています。

また、心が緊張状態にあるときも唾液量は減る傾向に。スマホゲームや動画に熱中していたり、仕事のメールを真剣に返していたりするとどうしても唾液は出にくくなってしまいます。

唾液腺マッサージがおすすめ

ふだんからスマホを頻繁に使う方は、唾液腺マッサージを試してみましょう。前述の通り、唾液腺は全部で3箇所にあります。

耳下腺(じかせん)…顎の先端の骨のすぐ内側のくぼみ

顎下腺(がっかせん)…顎下の骨の左右内側

舌下腺(ぜっかせん)…上の奥歯あたり

耳下腺はやさしく指で撫でるように、顎下腺や舌下腺は喉を圧迫しないように指でやさしく押すイメージで10回程度指圧をかけます。また、糖分などに考慮したうえでガムを噛むのも良いでしょう。

スマホ食いしばり

 

 

 

スマホ食いしばりという言葉は今ここで命名しました。スマホやPCを使っているとき、無意識に歯を食いしばってしまっている方はいませんか?

私自身もPCで原稿を仕上げていると、つい口を噛み締めてしまう癖があるため、時折席を立ってストレッチをするなどリラックスするよう心がけています。

通常であれば、上下の歯は少し離れているはずです。スマホに集中していると顎に力が加わり上下の歯がくっついた状態になりやすくなるのです。

加えて、スマホを使うときに猫背になる癖がある方は要注意です。体を前に傾けると上下の歯はくっつきやすくなります。

顎関節症の原因にもなるTCH

上下の歯が接触している時間が長い方はTCH(歯列接触癖)といって、歯に過度な負担がかかってしまうリスクがあります。

また、夜寝る前のスマホは心身にとって悪影響です。睡眠の質を下げるだけでなく、食いしばりの原因となってしまうことも。特に就寝時には、体重の5倍近くもの力で食いしばりをしているともいわれています。

歯に負担がかかる姿勢、そして食いしばりの原因となるストレスを軽減させるためにも夜寝る前はとにかくリラックスすることが大切です。スマホを寝室に持ち込んでいる方は一度リビングルームに置いたままにして寝ると、驚くほど快眠できますよ。

体と一緒にデバイスもOFFに!

「最近顎が痛い」、「口まわりがじーんとしている」という方は無意識に食いしばりをしてしまっている可能性があります。

ストレスなどが原因といわれていますが、大好きなスマホであっても心身にとっては負担になっていることも忘れずに。ぜひ一度、使用時間をコントロールしてみてはいかがでしょうか?また寝る前はデバイスをOFFにするなど、心身がリラックスできるような環境を整えてみましょう。