リモートワーク導入企業のウェルビーイングを支援

このたび、一般社団法人日本デジタルデトックス協会は、志賀高原の「ホテルタキモト」さまと共同で開発したデジタルデトックス・プログラム(2泊3日)のモニター開催をいたします。

3日間の研修では、デジタルデトックスを学び、体験するアクティビティを取り入れます。日頃のリモートワークで知らず知らずのうちに蓄積するデジタル疲れを軽減させるだけではなく、希薄になりがちなチーム同士のコミュニケーションを創出する場としても役立ちます。

チーム・ビルディングの場として、リモートでふだん会うことがない人たちが会す「ハレの場」として。今後の働き方に求められる要素が詰まったプログラムです。

新しい働き方に、新しい休み方を。ぜひ大自然に囲まれながら、組織のウェルビーイングについて考えてみませんか?

プログラムの特徴

1「新しい休み方」デジタルデトックスの体験

コロナ禍を機に顕在化した「デジタル疲れ」。多くの組織が急激に働き方のシフトを求められ、オンラインでの業務が爆発的に増加しました。リモートワーク下でかえって業務時間が長引くようになったと研究は示唆しています。また、組織としての一体感や従業員同士のフィードバックが減ったことにより、従業員が孤独を抱え、静かに燃え尽きていく問題が起きました。

いま組織に必要なのは従業員たちの「脳の休息」を確保すること。そしてオフラインで仲間たちが集う場所です。その交差点となるのがデジタルデトックスなのです。滞在中は、デジタル過労がもたらす弊害やその防止策について、エビデンスをもとに講義します。そして実際にデジタルデバイスをお預かりして過ごしてもらう時間も作ることで、デジタル休暇の効果を体感いただきます。

デジタルデトックス・ジャパンプログラム提供中の写真

体験アクティビティ中はスマホをお預かりして、リフレッシュできるようサポート!

2 ウェルネス度を数値化する「ドクターセルフチェック」

ホテルタキモトさまが提供する「ドクターセルフチェック」もご体験いただけます。5種の機器を使った測定と問診をもとに心身の状態を測定。「このままの生活を続けると3年後にどうなるのか」という予測もご説明。現状の問題点と解決策をトレーナーが解説します。

滞在中はウェアラブル・デバイスを使って生体データを取得。3日間の滞在で起きる変化を数値で確認してみましょう。

3 多彩なアクティビティと「こだわり」の食

測定が終わったら、「運動」「滋養」「休息」をお手伝い。トレッキングなどの野外アクティビティだけではなく、焚き火やサウンドヒーリング、琉球温熱など、癒しのメニューは多岐に渡ります。

食事の一例(メニュー例は公式HP参照)

特筆すべきはシェフでもある支配人が自ら手がける料理。ウェルネスをテーマに地元の食材をふんだんに使用し、「快眠」などの目的に沿ったメニューが登場します。舌鼓を打ちながら、体を労われる、贅沢な時間を堪能ください。

 

モニター・プログラム概要

【開催施設】志賀高原 ホテルタキモト

【住所】〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏7149

【開催日時】9月29日(金)〜10月1日(月)

【料金】モニター開催のため宿泊と夕食・朝食のご料金は開催側負担とさせていただきます(昼食だけは各自ご手配をお願いいたします)。

【モニター定員】5名ほどを想定(応相談)

【プログラム内容】ホテルタキモトさまが提供する「ウェルネスライフステイ お試しプラン」をベースに、デジタルデトックスを取り入れたプログラム(開発中)をご体験いただきます。

滞在中スケジュール(予定)

※ご要望や宿泊施設の状況にあわせて調整をさせていただきます。

DAY1

チェックイン
ワーケーション
ご夕食

DAY2

ご朝食
ドクターセルフチェック
デジタルデトックスの講義
※講師:森下彰大(一般社団法人日本デジタルデトックス協会理事 / ウェブメディア編集者)

Fitness & Nature
※アクティビティ一例
・志賀高原のトレッキング
・ノルディックウォーキング
・サリクリング
・散歩
・室内運動プログラム
・スキー・スノーシュー

Relax&Unwind
・鳥のさえずり
・環境学習
・琉球温熱
・サウンドヒーリング
・天体観測
・炎をながめる
・温泉

ご夕食

DAY3

ご朝食
シェアリング(滞在中の感想共有)
チェックアウト

組織の新しい働き方を支援する「デジタルデトックス x チームビルディング」

平素より当協会活動へのご理解・ご協力をいただき誠にありがとうございます。一般社団法人日本デジタルデトックス協会理事の森下彰大です。

コロナ禍において多くの企業がリモートワークに移行し、従業員が離れながらも事業を継続・拡大することが可能になりました。いまやリモートワークは「新しい働き方」として定着しつつあります。

しかしその一方で、チーム内でのコミュニケーションが希薄化してしまう問題も浮き彫りになりました。多くの従業員が在宅での仕事を余儀なくされたため、仕事のONとOFFの切り替えが難しくなり、結果として長時間労働につながる問題も指摘されています。

たとえば、海外メディアの報道ではマイクロソフト社の報告書が紹介されています。コロナ禍において、同社のチャットアプリを使う従業員たちの勤務時間外でのチャットが「約70%増加した」のです。そのほか米国では、入社後に同僚と一度も顔を合わせることなく退職する社員がいることが懸念されています。

休業しているわけではないのに、従業員のメンタルヘルスなどの問題から生産性が上がらない「プレゼンティーズム」もかねてから指摘されている通りです。

リモートワークの欠点をどう補うのか

またオンラインでは業務の指示や進捗確認は容易であっても、企業理念(MVV)の確認や新規プロジェクトの立案など、抽象度が高く、創造性を要する議論は、オンラインだけでは完結できないと感じている経営者の方々も多いことと思われます。

国内外メディアの批評を元にまとめると、デジタルを介した働き方(リモートワークやハイブリッドワーク)には次のようなデメリットがあります。

・チーム内のコミュニケーションが減った(雑談など一見業務には関係がなくてもチームの帰属意識を生む時間が消失した)

・リモートワークではかえって長時間労働を生むリスクがある(ON・OFFが自分で切り替えづらい)

・抽象度の高い議論はオンラインだけでは完結できない

・メンタルヘルスや体の管理が従業員に委ねられ、知らず知らずのうちに従業員が燃え尽きるリスク

当協会では、デジタルを介した働き方には多くのメリットがありながらも上記のような問題が起きることを見越し、かねてからリモートワークで働く組織向けのワーケーション・プログラムを企画し、実証事業を重ねてまいりました。

そして、デジタルデトックスを適度に取り入れたワーケーションは、従業員がセルフケアを意識する機会となるだけではなく、コミュニケーションをも生み出すことを確認しました。

組織が結束する「新しい働き方と休み方」が岐阜県養老町から生まれる

講談社のウェブメディア「クーリエ・ジャポン」編集部はデジタルデトックスを取り入れたワーケーションを体験!

デジタルデトックスを取り入れた岐阜県養老町でのワーケーション実証事業についてはこちらから(クーリエ・ジャポン記事に遷移します)

今回は、こうした協会の取り組みに賛同をいただける宿泊施設さまと共同で、企業向け「デジタルデトックス x チームビルディング」のためのプログラムをモニター開催する運びとなりました。

デジタルの良さを享受した働き方を実現しながらも、それに合わせた「新しい休み方」も企業に浸透させる──デジタルデトックスを取り入れたワーケーションを、ぜひ大切なチームの皆様と体験してみませんか?

申し込み方法

当協会HP「申し込みフォーム」よりモニタープログラム参加希望の旨をお伝えください。その後プログラムの詳細についてメールやウェブ会議などでご相談させていただきます。ご要望等がありましたら出来る限り柔軟にお応え致します。ご不明な点なども遠慮なくお知らせください。