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セロトニンはどうやら意識的に増やせるらしい
幸せホルモンとして有名なセロトニン。
この神経伝達物質セロトニンが脳内で分泌されると、人は幸せな気持ちになったり、安心感を感じたり、リラックスして落ち着いた気持ちになるそうです。
最近ちょっと気分が落ち込んでいるな、とか、夜遊びしすぎて何とも幸せな気分になれない時などなど、欲しいですね。セロトニン!
今日はこのセロトニンのレシピのご紹介です!
それではレッツゴー!!
セロトニンの材料
脳内でセロトニンを分泌するために、材料が必要となります。
トリプトファン
まずはトリプトファンです。
必須アミノ酸であるトリプトファンは体内では生成できないので、食事で摂る必要があります。
トリプトファンを摂取できる食べ物
魚、肉、大豆製品、乳製品、卵、ナッツ、バナナなど
ちなみにこのトリプトファン。良質な睡眠のために必要なメラトニンの材料でもあります。セロトニンとメラトニンはどうやら何か関係があるようですね。
ビタミンB6
次に必要となるのがビタミンB6です。
ビタミンB6が摂取できる食べ物
魚(特にサンマ、イワシ、サバ、鮭など)、鶏むね肉、ささみ、レバー、ごま、抹茶、バナナなど
ここにもバナナが登場しますね。やりますね、バナナ。
炭水化物(糖質)
そして炭水化物です。
炭水化物はトリプトファンの取り込みを助けます。
炭水化物が摂取できる食べ物
穀類、イモ類、果物、砂糖など
必要なものは炭水化物というより糖質でしょうか?
たしかに疲れている時など、甘いものが欲しくなります。
でも砂糖のようなもので急激に摂取するより、本当は炭水化物などからゆるやかに摂取したほうが良いんでしょうね。
さらに効果的に摂取するためのコツ
肉や魚などの動物性たんぱく質には、BCAAというアミノ酸が含まれています。
このBCAAですが、トリプトファンを脳内に取り込みにくくする作用があるそうなので、植物性たんぱく質からトリプトファンを摂ると安心です。
ただし、動物性たんぱく質も、ビタミンB6と炭水化物と一緒に摂取すると、BCAAが筋肉に作用して、脳内にトリプトファンが取り込まれやすくなる、という性質があるそうです。
ということで、トリプトファン、ビタミンB6、炭水化物をバランスよく食べることでセロトニンの材料が脳に送り込まれます。
ってかバナナ全部含まれてますね!トリプトファンの含有量はそれほど多くないそうですが、トリプトファン、ビタミンB6、炭水化物全てが含まれています。バナナはハッピーの素でした。
よし、とにもかくにもこれで原材料は揃った!
セロトニンを合成するためには
ではこの原材料を使ってセロトニンをつくるために、何が出来るのでしょうか。
太陽の光を浴びる
なんとセロトニンは太陽の光を浴びるといういかにも簡単なことで合成されるそうです。
よし、ここは植物になった気持ちで太陽の光を浴びてみようじゃありませんか。
朝起きてから20分〜30分ほど太陽の光を浴びるのが効果的のようです。
リズム運動
ウォーキングやジョギング、ダンスなどリズム的な運動を行うことでセロトニンが合成されます。
見えてきましたね。朝起きて、20分〜30分ほど歩いたり、走ったりする、これです。
体の中には原材料が入っていますので、セロトニンがドクドクと分泌されますね。
セロトニンを増やす生活は健康的な生活
いかがでしょうか。
シンプルにバランスの取れた食事を取って、規則正しい生活と運動を、というシンプルな答えにたどり着きそうです。
途中、メラトニンというキーワードも出ましたが、このメラトニンの材料となるのもセロトニンです。
日中、しっかりセロトニンを分泌しておくと、夜暗くなってからメラトニンが生成されて、よく眠れます。
すると朝気持ちよく起きてまた朝日を浴びて、気持ち良い1日が始まる。好循環ですね。
毎日をハッピーに気持ちよく生きるために、セロトニンを増やすことを意識してみてはいかがでしょう。
本日もありがとうございました。