ナチュラルキラー細胞とは?

日本デジタルデトックス協会代表の石田です。

今日はナチュラルキラー細胞という免疫細胞について紹介したいと思います。

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)は白血球の一種で、全身を巡りながら、腫瘍やウイルスに感染した細胞に対し働きかけます。

NK細胞は、コルチゾールやヘモグロビンと同様に、研究室で数を計測することが出来るということです。そしてストレスや加齢、農薬といった要因によって一時的に減少するということも分かっています。

ストレスが増えるとNK細胞の数が減ってしまう、ということはストレスを軽減すればNK細胞の数が増えるのではないか、そうすれば感染症やがんと闘う力になるのでは、という仮説を元に2008年、日本医科大学が研究をおこないました。

結果は?

この研究では、被験者となった東京在住のビジネスマンが3日間、毎日2〜4時間程度森の中をハイキングしました。

3日後に血液検査をすると、見事にNK細胞が40%も増加していたそうです。

しかもこのNK細胞が増えた状態は、1ヶ月経過後も、森ですごす前より15%も多い状態をキープしていました。

この効果の鍵を握るのは樹木と土ではないかと言われています。

(参考:NHK出版『NATURE FIX』)

自然と触れるということ

人類は今まで、ほとんどの時間を自然とともに過ごしてきました。

上記のような研究結果は、自然と触れることのメリットの一部を明確に示していますが、自然と過ごすということには、まだまだ研究されていない(研究する必要もない)メリットがたくさんあるように思います。

自然の中に入って、その空気に触れれば、自然と心地よいと感じる、そこに答えがあるように思います。

人工的につくられたコンクリートの街やアスファルトで固められた道路では、やはり自然のもっている治癒力のようなものが薄れてしまうのではないかと思います。

自然は調和しています。科学的にいろいろな名前がついていますが、目に見えない天然の化合物や善の菌など、たくさんのものが完全性を保というと働いているように思います。

そんな自然の中に定期的に足を運び、自然の大切さを感じ、自然に身を任せることがとても大切だと思います。

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