星のや(星野リゾート)が提供する「脱デジタル滞在」。

デジタルデバイスから離れ、地域それぞれに残る文化や自然に触れ合うプログラムです。

今回、私たちは実際に星のや富士を訪れ、プログラムの体験をさせていただきました。

しかし、そもそも星野リゾートとは一体どんなところなのでしょうか。

今回はシリーズ第1弾として、星野リゾートの歴史や各ブランドをご紹介します。

※星のや富士での脱デジタル滞在の模様は連載第2回でお届けします。

通年開催が決定した「脱デジタル滞在」に行ってきました

私たちDigital Detox Japanスタッフが星のや富士を訪れた目的。それは、今年になり通年提供が発表された星のやの「脱デジタル滞在」です。

デジタルデバイスの使いすぎによって起こる心身への疲れを癒し、自然の中で感性を研ぎ澄ませる…。まさに現代の私たちが必要としているプログラムです。

星のや富士ではデバイスから離れ、体が本来持つ感覚を清める「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」の教えを、2日間に渡って実践しました。

この脱デジタル滞在を提供する星のやは、「星野リゾート」が展開するブランドのひとつです。

それでは、誰もが耳にしたことがあるこの星野リゾートの歴史や各ブランドについて、くわしく紹介します。

「星野リゾート」とは?

星野リゾートの歴史は1914年(大正3年)までに遡ります。

軽井沢で開業した「星野温泉旅館」は、北原白秋をはじめ、多くの文化人に愛されました。

1995年には「星野リゾート」に社名を改め、ブランドイメージを刷新。

以降、星のやブランド第一号となる「星のや軽井沢」を皮切りに、「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」など、ラグジュアリーで非日常的な空間が味わえる滞在施設を展開しています。

現在では、国内外で38のホテルや旅館を運営しています。(2019年7月時点)

それでは、星野リゾートが展開するそれぞれのブランドをみてみましょう。

現代人が憩う空間。星のや

星のや軽井沢

「現代を休む日」というコンセプトのもと、非日常的な空間のなかで、穏やかな時間の流れを味わえるのが星のやです。

国内の自然豊かなエリアのほか、バリやグーグァン(台湾)にも展開。全7施設ともに趣向が異なるのが特徴です。

地域の文化や自然が色濃く感じられる「滞在型リゾート」で、忙しい毎日を忘れてほっとする瞬間を過ごせます。

国内の星のやでは、今回私たちが取材を行った「脱デジタル滞在」プログラムが体験可能です。

デジタルデバイスを専用のケースに預けたあとは、大自然のなかで日本に伝わる文化を学びながら、感性を研ぎ澄ませる…。

自然の中でストレスから解放され、自分自身と向き合うひとときをもたらしてくれるでしょう。

星のやのブランドページ(公式HP)はこちらから。

【星のや】

  • 星のや軽井沢
  • 星のや京都
  • 星のや竹富島
  • 星のや東京
  • 星のや富士
  • 星のやバリ
  • 星のやグーグァン

遊び、学び、癒される。リゾナーレ

リゾナーレ八ヶ岳

知的好奇心をくすぐる体験を求める大人たちが、遊び、学び、癒される場所。それがリゾナーレです。

独創性溢れるホテルを舞台に、四季折々のプログラムが楽しめます。

ワインのテイスティングから、乗馬、ツリーハウス、雲海を望むテラスまで、それぞれの施設が提供する「滞在」はさまざまです。

リゾナーレのブランドページ(公式HP)はこちらから。

【リゾナーレ】

  • リゾナーレ那須(2019年11月オープン予定)
  • リゾナーレ八ヶ岳
  • リゾナーレ熱海
  • リゾナーレトマム

日本の名湯を巡るなら。界(カイ)

界 箱根

世界有数の温泉大国である日本。「和」の趣向を凝らした旅館では当地の名湯を存分に堪能できます。

「日本旅会席」では、吟味された和の味覚に舌鼓を。

界のブランドページ(公式HP)はこちらから。

【界(カイ)】

  • 界 津軽
  • 界 川治
  • 界 鬼怒川
  • 界 日光
  • 界 箱根
  • 界 仙石原
  • 界 アンジン
  • 界 伊東
  • 界 遠州
  • 界 アルプス
  • 界 松本
  • 界 加賀
  • 界 出雲
  • 界 阿蘇

旅を盛り上げる都市型観光ホテル。OMO(おも)

滞在する方の観光をサポートする新しいタイプのホテル。

アクセス良好なラグジュアリーホテル、という枠を超え、街歩きや地域のグルメまでを教えてくれます。

OMO(おも)のブランドページ(公式HP)はこちらから。

【OMO(おも)】

  • OMO7 旭川
  • OMO5 東京大塚

個性的な施設はほかにも…

星野リゾートは、常に新しいタイプの滞在を提案しています。

気のおけない仲間と過ごすためのBEB5 軽井沢、琵琶湖エリアの食材を用いたフレンチが味わえるロテルド比叡など、地域性あふれる施設が揃っています。

星野リゾート、そのほかの個性的な宿泊施設はこちらから。

  • 磐梯山温泉ホテル
  • 青森屋
  • 軽井沢ホテルブレストンコート
  • 奥入瀬渓流ホテル
  • ロテルド比叡 
  • トマム・ザ・タワー
  • BEB5 軽井沢

デジタルデトックスとも相性の良い施設が揃う

今回取材に訪れた星のやをはじめ、星野リゾートは非日常感が味わえる施設を多数手がけています。

しかし、ただリゾート気分を味わえるロケーションがあるだけではありません。

絶え間なく入ってくる周囲の情報をちょっとの間でもOFFにして、周りの大切な人や自分自身と向き合う時間を過ごすには最適な場所でしょう。

脱デジタル滞在では、デジタルデバイスを預かってもらうサービスが受けられますが、それ以外の施設であっても、ぜひスマホの電源はOFFにして過ごしたいものです。

脱デジタル滞在レポをお楽しみに!

星のやのみならず、高い独自性で、他ホテルとは一線を画する星野リゾート。

そのなかでも、現代特有の疲れに着目し、自分と向き合う時間を提供してくれる脱デジタル滞在プランは、今の私たちが置き去りにしてしまった何かに気づくきっかけになるはずです。

次回は、実際の体験をもとに、星のや富士の脱デジタル滞在の様子をご紹介します。

お楽しみに!