今日はiPhoneをお使いの皆さんに、デジタルデトックスTIPSのご紹介です。

iOSには「おやすみモード」という機能があるのをご存知でしょうか?

おやすみモード

「おやすみモード」をONにすると、その間、iPhoneに通知が表示されなくなります。

バイブや着信音も鳴りません。

私が特に気に入っている設定は、起きてからもまだしばらくおやすみモードが続くように設定しておくことです。

通常モードの場合、朝、目覚めた時にスマホを見ると通知がたくさん表示されていて、いきなり返信したくなる衝動に駆られますが、おやすみモードを設定しているとロック画面には時計だけが表示されており、通知は表示されません。

通知が表示されないよ〜

これがまたいいんです。
朝起きて、脳が一番フレッシュな状態に、何をするかってとても大切ですよね。

ついつい癖でスマホを見てしまい、そこに通知が並んでいたら、いきなりその世界に引き込まれてしまいます。

無視しようと思っても、本能的に通知は無視できないので、気になってしまいます。

そうなると何が書いてあるのか、これだけはとりあえず返信しておこう→ついでに天気を調べて→おっとニュースもちょっと見ておこうかな→そうだインスタもチェックしておこうか→(気が済むまで続く…)とこんな感じです。

ロック画面に通知が表示されないだけで、朝の大切な時間をいきなり奪われることがなく、自分自身の時間を過ごしやすくなります。

私の場合は、このおやすみモードを知ってからは特に朝イチにスマホをチェックしたくなる衝動がかなり抑えられるようになりました。

(ちなみに私は寝室にはスマホを持ち込まないようにしています。アラームはレトロな目覚まし時計を使っていますが、これまた何故かスマホのアラームより目覚めがいい気がするのは、私がデジタルデトックス好きすぎるからでしょうか…)

もちろん、このおやすみモード。
寝る前にスマホの通知が来なくなるという意味でもとても有用です。

夜は暗いです

夜は本来、暗いのが自然ですね。

人は暗くなるとメラトニンというホルモンを分泌します。良い睡眠にはこのメラトニンが必要です。

このメラトニン、脳にある松果体という場所から分泌されるのですが、暗い環境でより多く分泌されるという性質があります。

そして、スマホから出るブルーライト。

可視光線の中で、最も強いエネルギーを持つ光
ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。(ブルーライト研究会Webサイトより)

こんなに強力な光線なんですね。

この光が目から入ってしまうことで、松果体に作用して、メラトニンの分泌を減らしてしまいます。

さらに悪いことに、スマホやパソコンから発する電磁波はこのメラトニンを分解することで知られています。

寝る前のスマホが睡眠の質が下げてしまう原因です。

また「夜は自律神経がくつろいでいるせいで、抑えていた感情が解き放たれて、脳が目の前のことにのめりやすく」なります。(奥村歩著「そのもの忘れはスマホ認知症だった」)

夜にスマホを操作するとどんどんハマってしまっていってしまう、のには理由があるのですね。

メラトニンを分泌させるべき時間帯に、スマホを操作すると、自律神経がくつろいでいるので、どんどんスマホの世界にはまりこんでいってしまい、ブルーライトと電磁波の影響でメラトニンの分泌が抑えられてしまう。

まさに悪循環。

ここから抜け出すために、少なくとも就寝1時間〜2時間前にはスマホを触らないようにすることはとてもとても重要です。

しかし通知が来てしまうと、ついついスマホを触ってしまいます。

このおやすみモードを使えば、例えば夜9時以降は通知が来ない、などのように設定することが出来ます。

夜は部屋を灯りも暗めに設定して、しっかりメラトニンを分泌させてよく眠り、翌日、気持ちよく1日をスタートさせられるといいですね!

気持ちよさそう〜

ちなみにAndroidには「通知の鳴動制限」という同様の機能があるようです。興味のある方は一度調べてみて下さい。

ということで本日のデジタルデトックスTIPS!

おやすみモードのご紹介でした。

ありがとうございました。