いつも身近にあるスマホから離れて

常にスマホを身につけて、お部屋にはPCやTVがあって、
デジタルデバイスと共に生きている毎日。

そんな私が、デジタルデトックスのリトリート
いつも身近にあるスマホから離れてみると
スマホに対する気持ちに変化があったので
体験をシェアしていきたいと思います。
 

不便は「辛いもの」ではないのかも

前のコラム『バリ島でのデジタルデトックス①』でも書きましたが、
スマホが無いと不便だなぁと感じることもありました。

しかし、その状況に向き合ってみると
意外にも不便は「辛いだけのもの」ではないのかも
と思えるようになってきました。
むしろ不便なことをどう乗り越えようか?と考えていると
ゲームのように楽しく感じ始めてきたし、

自分の原点に帰っていく感覚になっていったのです。
 

デジタルデトックスした時の新感覚

朝が気持ちいい、という感情

デジタルデトックスをして最大の気づきは
「スマホで必要以上に時刻を確認している」ことでした。

普段であればスマホのアラームで
「もう6時か…」と義務感で起きて朝が始まります。
外出するまでの時間を逆算してスヌーズ設定をして、
なんとなく朝7時だから朝食を食べて…
まだ23時だとわかれば
寝るには早いと思ってネットサーフィンをして。
ずっと時刻に支配されていました。

今回のリトリートではアナログ時計を持っておらず、
しかも宿泊部屋に時計がなかったので、
時間に関しては完全に自分の体内時計頼り(笑)
はじめこそ不便を感じていましたが、慣れてくると
「そろそろ朝なのかな?」というワクワク感と共に
起きるようになっていきました。
そしてコケコッコーの鳴き声で「朝だ!」と気づくんです。

その時に、朝って気持ちいいんだという気持ちを見つけました。
余裕があればストレッチして太陽を浴びながら2度寝(笑)
のんびりとした新感覚の時間の流れがとても心地よかったです。
この心地よさが「自然と繋がる」と近い感覚なのかなと解釈しました。
 

夢中になっている虚しさに違和感

デジタルネイティブ世代の私からすると
海外など非日常空間に行ったら
とにかくスマホで写真や動画を撮りまく流のは当たり前。
写真は情報量が多く、1枚見ただけで
その時の感情や記憶が思い出せるので、
すぐ見えるところに置いておきたいものです。
今回はDigital Detox Japanのスタッフさんが
カメラマンをしてくださっていたので
写真があり、思い出を簡単に見返すことができます。
[↓:リトリート中に実際に出た虹の日輪🌈]

ただデジタルデトックスが終わった瞬間に
私はスマホを持ち、違和感を感じました。
Facebookを通して写真を共有してもらったのですが
手元にスマホが帰ってきた瞬間、
近くに仲間がいるのにほとんどの人が無言で画面に夢中

それに気付いた時に、
デジタルデトックス中はこんな虚しい状況を作り得なかったなと
思い返すことができたのです。
デジタルデトックスは「自然」とはもちろん
「人」とも繋げてくれるものでした。
 

心地の良い繋がりを求めて

スマホがないことが不便なのではなく、
スマホでたくさん時間を確認することで
無駄な行動が増え窮屈になっていたんだと認識できました。

ただ忙しい日常生活に戻った時に、
スマホのない環境に適応できるかと言われると…
まだまだ自信がないです。
休日の朝だけでもスマホを身から離して
「自然と繋がる」「人と繋がる」心地よい生活をしてみようと思います。

ぜひみなさまもデジタルデトックスを始めて、
自分だけの新感覚を楽しんでみてください!